あなたのWindowsは 32bit ? 64bit?

Windowsは 32bit と 64bitがありますが、自分のパソコンはどちらかご存知ですか?
昔、パソコンが普及し始めたころBasicでプログラムしていた頃は8bitが中心でしたが、だんだん限界になりMS-Dosで使っていた頃は16bitが中心でした。
Windows95が出たころから32bitが中心になりました。そして、Vistaのころから64bitが少しずつ普及してきましたがほとんどは32bitでした。
Windows7は市販の格安パソコンでも64bitがたくさん出回り始めました。
先日、メンテナンスしたWindows7で感じたことですが・・
======================================vn770c
NEC VALUESTAR VN770/C
一体型デスクトップ 2010年製
OS Windows7 64bit HDD 1TB
CPU intel CORE i5
RAM PC3-10600 4GB
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当時としては高級品だと思います。
しかし、遅い。ハード的には高級ですが・・・。

  • 迷惑ソフトがたくさん裏で動いていた
  • メモリーが少ない

32bitのパソコンなら4GBが認識できる限界ですが、64bitでは最低4GBは必要です。要するに、4GBのメモリーで動作させるなら64bitにするメリットが少なくかえって負担が大きくなるということです。8GBはないと、遅いと感じてしまいます。
メモリーを4GBを2枚(8GB)にして、迷惑ソフトを削除し、ハードディスクをメンテナンスしたら快適に動くようになりました。
ふつうスロットに空きがないので、2枚とも交換する必要がありますので、約10000円かかります(お店に持っていくともっと高いけど)がまだ2-3年使うつもりなら安いものです。
Windows7で遅いと感じている方はチェックしてみてください。
 

削除しにくい迷惑ソフト

調子が悪いというWindows7のパソコンをメンテナンスしていて見つけた迷惑ソフトの中で削除が面倒だったものを紹介します。
たくさん入っていた中には、コントロールパネルのプログラムの中に表示されないものもありました。
Advanced System Protectorという迷惑なソフトは、最後まで残りました。以前も紹介したRegClean Proと一緒に入ってくることが多いようです。
advanced system protector
起動と同時にバックグラウンドで動作していて、隠れているインジケータをクリックするとこんな画面が表示されます。放っておけば、特に問題はありませんが遅くなる原因になります。いろいろ触ったり購入してはいけません。
削除の仕方ですが、Program filesまたは Program Dataフォルダにあるuninst000.exeファイルを実行します。
(参考)

エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意
全国の消費生活センターには、「パソコンを操作しているうちにエラー表示などが現れ、エラーを解消するためにはソフトを
ダウンロードする必要があると表示されたので、ソフトをダウンロードした」という相談が寄せられている。
パソコンに表示されるエラー表示は、本当にそのパソコンの状況を知らせるものとは限らず、消費者を不安にさせ、
必ずしも購入する必要のないソフトの代金を支払わせる手口の可能性もある。 ≪国民生活センター 2012年8月 より≫

点検商法
点検商法(てんけんしょうほう)とは、「点検」と称して訪問し、点検作業を行い、虚偽報告又は不安をあおることにより、
商品購入や役務提供契約を勧め、過分な改善、劣悪あるいは異常に高価な商品や役務を行う悪徳商法。また、点検の結果、
機器の故障や劣化などがあったとして危険性を強調し、機器の交換など勧めることが多く、こうしたものは「危険商法」という
ことがある。 ≪Wikipedia より≫

公式サイトやプログラム自体に『Microsoft Partner Gold ISV』『Microsoft Partner Gold Application Development』のロゴマークがあり、マイクロソフト製とかマイクロソフト推奨と勝手に思い込むユーザーがいますが、マイクロソフトはお墨付きなんぞも与えておらず無関係です。