ハードディスクドライブ

ハードディスクはパソコンのパーツの中で最も酷使される部分

  • 故障する事が一番多いパーツ
  • 中では円盤が高速で回転していて、振動やショックに非常に弱い
  • パソコンを動かしている時に揺らすと故障の原因になるので注意

中の円盤(ディスク)が回る速度

5400rpm とか 7200rmp とかあって、これは1分間の円盤の回転数

シリアルATA(Serial ATA)

  • 2003年以降に登場した、データ転送の規格です。 略して「SATA」

従来の ATA と比べて一度に大量のデータを送れる上に、「データを送りながら貰う」という双方向同時の送受信が可能になっていて、速度がアップ

  • 従来の ATA100 と比べると、シリアルATA(1.5Gbps)は約3倍のデータ転送

 
SSD

  • 「ソリッド・ステート・ドライブ(Solid State Drive)」 の略
  • 直訳すると「固体型ドライブ」で、「シリコン・ディスク」 とも呼ばれます。
  • 2008年から一般にも普及し始めた新世代のデータ保存用パーツです。

パーテーション

「ハードディスクにCとDがあるんですけど、Dの方は使っていいんですか?」

 C以外の場所にも保存して構いません。もったいないので使いましょう!

 遅くなる原因

  1. 不要なファイル(ゴミ)がたまって、空き容量が少なくなる
  2. データが断片化して遅くなる

解決方法

  1. 不要ファイルを削除する
  2. 最適化して、空きを増やす
  3. 圧縮して空きを増やす
  4. 使っていない部分がある場合は、データを移す
  5. 使っていない部分を統合して有効に活用する。(パーテーションの変更)
  6. ハードディスクを大容量のもの、高速なものに交換する。(最後の手段)
  • 1から5については費用はかかりませんが、時間がかかります。(数時間)
  • ハードディスクの交換は、リカバリと同様で時間も手間もかかります。
  • パーテーションの変更は、XPではソフトが別に必要ですが、VISTA以降はコントロールパネルからできます。
  • 1から4については、自分でやり方を覚えて定期的に実施すると速度が落ちません。

 

メモリー

DRAM【Dynamic Random Access Memory】
データを電気的・一時的に保存しておく場所
メモリは機械というよりは部品そのものなので、性能も良し悪しというより、使えるか使えないかと、どのぐらいの容量があるかという感じ、メモリは複数つけるより1個だけの方が動作が安定する

  • 様々な種類があるので、注意が必要
  • 互換性のあるものと,使えないものもある
  • 微妙な違いもあるので、難しい
  • 32bitのOSは、3G以上は認識できない


必要なメモリーの目安

  • XP・・・・・1G
  • Vista・・・2G
  • 7・・・・・・2G(64bitなら4G)

格安商品は、メモリーが少ない

値段を下げるにはメモリーを最低限度にすることが簡単で、ある意味では増設することを前提に販売している。

  • XP・・・・・256Mで販売していることが多い
  • Vista・・・512Mで販売していることが多い
  • 7・・・・・・1Gで販売していることが多い

※ この中で、Vistaの512Mに一番無理がありますが、買った時から遅いという機種です。
メモリーの値段

  • 新製品が発売されたときは、とても高価なものです。
  • しばらくすると、量産されて一気に値段が下がります。
  • 新しいタイプが販売されると、生産されないので徐々に相場は上がります。
  • 割安の容量というのが様々です。
    • 1Gあたりの値段は、古いタイプの方が高い
      • DDR・・・・・2000円~6000円
      • DDR2・・・・1500円~3000円
      • DDR3・・・・・700円~2000円
    • スロット(差し込む場所)の数によって、追加か交換かになる
    • 機種によって様々なので個々に検討する必要がある
  • 古いPCには、中古品のメモリーを入れる(新品は高価)
  • 交換作業よりメモリーを選ぶ方が難しい

増設費用は、部品代で3000円程度と考えられる。(2000円~4000円)

 

CPU(中央処理装置)

CPU (Central Processing Unit)中央処理装置
クロック数
CPU の名前の表記の後ろに「1.8GHz」とか「2.4GHz」とか書いてある数字。
単純にこの数字が大きいほど、処理が速い=性能が良い
コア(コアが多い方が高性能)
2006 年頃から1つの CPU の中に、2つのコアがあるものが登場してきます。
これを「デュアルコア」と呼びます。
2007 年にはコアが4つもある「クアッドコア」まで登場しています。
マルチコアの CPU は性能の表記で「3Ghz×2」や「2.6Ghz×4」等、
「×2」「×4」という表記でコアの数が表される事が多い。
XPで使うための目安
・シングルコアで1GHz以上は必要で、1.6GHz以上あれば十分
・デュアルやクアッドは、贅沢なくらいです
・2005年製のPCあたりが目安(それ以前でもグレードの高いものは可能)
Pentium 4  2000年から
Pentium M  2003年から
Pentium D  2005年から(Vistaや7でも可)
廉価版のCPU(Celeron、Athlon)等でもWebや表計算などは十分使用可能
Vistaや7では
デュアルコアがおすすめですが無理しない方がストレスはたまらない。
OSのアップグレードは、様々なところに負担がかかるので十分な検討と覚悟が必要です。
CPUの交換
交換できるものもありますが、市販のPCは設計する時に交換することを考えていません。したがって、CPUが遅い原因のときは部品どりや限定した使い方でサブのPCとして使うことをお勧めします。メインのPCとして使うのは無理があります。