3.投稿練習記事
写真を初めて投稿します
漆の魅力
長尾在住の知人で、漆工芸を趣味で30年ぐらいやっている浅野陽子さんが
いよいよ今月から自宅の隣の部屋で漆工芸教室を始めました。陶芸をやって
みたことがある人は多いと思いますが、漆は教室自体があまりに少なく、あまり
なじみがないのではないかと思います。できあがるまでに何工程もあり、大変だ
ということもありますが、それ以上に漆=高級品というイメージが強すぎて、
身近でないということもあるのではないでしょうか。
でも漆器の英語は”japan”。まさに日本を代表する工芸品と言えるのに、よく
わかっていないなんてナサケナイ。これを機会に、少し勉強することにしました。
というわけで、昨日はさっそく留学生を連れて浅野さんの漆工芸の体験教室に
行ってきました。昨日は蒔絵の基礎をやってみました。つまり、漆を塗ってその
上に貝殻や卵の殻を細かく砕いたものを貼っていくのです。ちなみに卵の殻は
鶉がいいとか。
貼ったあとはほこりがつかないように、「漆風呂」に入れて乾かします。漆風呂は、
段ボールでも作れるのだそうですが、浅野さんの家では、食器棚のようなもの
を漆風呂にしていました。湿ったタオルを入れて、湿度を70%に保っておくので
す。このあとまた塗ったり、研いだりと何工程も必要なのですが、まずはここまで
できたことで留学生たちも私も大満足でした。
また不定期にこの漆教室のことをレポートします。
もしこの文を読んで漆教室に興味を持たれた方は、浅野さんのブログに教室の
概要が出ていますので、ごらんください。以下のアドレスです。
http://yasano0828.exblog.jp/
それでは、皆様よいお年を!

